種名 イシガケチョウ

学名 Cyrestis thyodamas
英名 Common Map


生きもの情報

無数の細い線が入った白い翅を持つ中型のチョウです。この翅の模様がまるで石崖(いしがけ)に見えることからこの名が付きました。日の当たる葉の上に頭を下に向け、翅を平らに広げてとまります。これは日光で体温を上げたり、メスに対するディスプレイのためです。このとき、翅にある独特な模様を見ることができます。

観察ポイント「幼虫を探してみよう!

チョウの大温室の2階の滝の正面に生えているオオイタビという植物で幼虫を観察することができます。葉の食べ跡(食跡)は特徴的で、葉の先端がちぎられたような形になります。また、オレンジ色の新芽の部分しか食べないので、これらを目印に探すと幼虫を見つけることができます。幼虫は、頭に2本、背中に1本、おしりに1本の計4本の角を持った不思議な形をしています。葉の上に横たわっていることが多いので、見つけたらじっくり観察してみてください。

見たい生きものの種類を選んでください。