種名 オカダンゴムシ

学名 Armadillidium vulgare
英名 Wood louse


生きもの情報

私たちがよく見かけるダンゴムシは、正しくはオカダンゴムシと言います。刺激を受けると、丸まることからダンゴムシの名前が付きました。“ムシ”とついていますが、昆虫ではありません。昆虫の脚は6本ですが、ダンゴムシの脚を数えれると14本あります。昆虫よりもエビやカニに近い仲間です。暗くてじめじめしたところを好み、落ち葉や動物の死がいなどを食べて生活しています。

観察ポイント「冬にダンゴムシを見つけると…?!」

丸まってかわいいダンゴムシ、落ち葉や植木鉢、石の下など、ひっくり返して探した経験がみなさんも一度はあるのではないでしょうか? しかし、冬にダンゴムシを探すと、びっくりするくらい大量のダンゴムシに出会えることがあります。それは、ダンゴムシは寒くなると仲間同士でフェロモンを使い、集まって冬ごしする習性があるためです。集まることで、冬場の乾燥に耐えていると考えられています。ダンゴムシがたくさん見つかりそうな場所を探してみましょう!

 
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