解説員のひとりごと

平成29年9月「秋の虫たち大合唱」

あれマツムシが鳴いている
チンチロチンチロチンチロリン

 
 
この歌い出しで有名なわらべ歌のタイトルは『虫の声』。秋に成虫となった虫たちは、多様な音色で一斉に鳴き始めます。それを「音」ではなく「声」と呼ぶところは、古来から自然と共生してきた日本人らしい発想なのかもしれませんね。
僕が育った田舎では沢山の虫の声が聴けました。ここ足立区では何種類の声が聴こえるでしょう。皆さんも虫たちが奏でる大合唱に耳をすませてみて下さい。
  
解説員 おおかわ しょう

マツムシ
 
クツワムシ