解説員のひとりごと

平成30年1月「あのツブツブを…」

 寒い冬の事でした。元渕江公園を歩いていると、後ろで「カラン」と音がしました。
振り返ってみてもあたりには誰もおらず、木の根元にコーンポタージュの缶が転がっているだけ。

 するとそこに一羽のカラスが舞い降りてきました。何をするのかと見ていると…カラスはコーンポタージュの缶を落とし、落ちた衝撃で飲み口から飛び出たコーンの粒を食べ始めたのです!犯人はカラスでした。粒を食べるためにわざと缶を落としたのです。
 いったいどこでそんなことを覚えたのでしょうか?生きものって本当に面白いなぁと心底感じた出来事でした。
 
解説員 こだま たかね