解説員のひとりごと

平成30年7月「ワクワクの巡視

 
大地や草木を潤す梅雨と強烈な夏の日差し、この両方を感じることが出来る7月は、私にとって最もワクワクする季節です。雨で出来た水たまりをスイスイ滑るアメンボ。コンクリート壁の苔を食むウスカワマイマイ。ニイニイゼミの後を追って、梅雨明けとともに鳴き始めるアブラゼミやミンミンゼミ。生きものたちの気配が一気に色濃くなるように感じます。

こんな季節にはデスクワークはひとまず置いておいて「公園の巡視に行ってきます!」と言い残して事務所を飛び出してしまいます。きっとスタッフは「園長、また外に行っちゃった。」と思っていることでしょう。木の上をじっと眺めていたり、水路を覗き込んでいる園長の姿を見かけたら声をかけてくださいね。
エネルギーに満ちたこの季節ならではの生きものたちの姿を一緒に観察しましょう! 
 
園長 せきね まさし